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conqueror

第1章 初日

「逝ったの?1人で?勝手に?」

私は、ガクガク震える体と、荒らいだ呼吸を整えながら、頷いた。

「ほんとに、行儀が悪いマンコだ。後ろを向いて、こっちにお尻を突き出すんだ。」

私は、彼の言う通りに、後向きに立った。

彼の手が腰をつかんで、スカートを捲り上げる。

そして、お尻に風が吹いたかと思うと、一瞬火がついたように熱くなった。

彼が私のお尻を平手で叩いたのだった。

パーンと、乾いた音とともに、目からも火花がとんだ。

見えないけれど、お尻には手の跡がついているだろう。

そこが、じんわりと熱くなっている。

「これからは、勝手に逝ったら、許さないよ。ちゃんと、ぼくの許可を得てからじゃないと。わかったね。」

私は、彼の方を振り返り、小さく頷いた。

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