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conqueror

第5章 拘束

体を電流が走り抜けて、絶頂に達した。

その余韻に浸る間もなく、電マが私を刺激し続ける。

体がその刺激から、逃げようとして、腰が左右に揺れる。

だけど、逃れられない。

「あぁ、あぁ、あぁー。」

目隠しの中で、目を見開いている。

視界は真っ暗なのに、頭が真っ白で、光が見える。

彼が何か言っているのが聞こえる。

けれど、何を言っているのか、わからない。

私の中は、刺激と光と快感、それから、自分の声で溢れていた。

「もう、あぁ、逝かせてください。お願いします。」

言い終わると同時に、逝ってしまった。

痺れて、感覚がない感じがするのに、また、刺激に反応する。

体が激しくグラインドして、逃げようとする。

だけど、逃げられない。

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