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conqueror

第1章 初日

私は、そのまま、彼を少し見つめた。

彼の瞳を見つめる。

私の体を、見透かされているみたいだった。

初めてなのに。

何もかもを知っているかのように。

私を目の前に立たせると、彼が私のコートを脱がせた。

私は下着を身に付けていないので、彼に胸の形が見えてしまうと思い、少し顔を背けた。

彼は脱がせたコートを横に置いて、私をじっと見つめた。

彼の目が光を集約して、私の体に焦点を当てているかのように、体が熱く燃えていた。

そして、彼はスカートの中に、手を入れた。

私は少し後退りしかけたけれど、後ろにテーブルがあったので、退がる事ができずに、テーブルに手をついて座ってしまった。

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