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美しい悪魔

第2章 もらえるものはもらっとこう


「すいません。」

急に声をかけられ振り返ると子供を連れている女性が立っていた。

手にはなにやら教科書のようなものが。

「これ、落としましたよ?」

優しく微笑まれながら、ちょっと強引に渡された教科書(?)

「え、これ俺のじゃ「うえぇぇーーーん」...」

「あらあらこの子急に泣き出しちゃって!
もう落とさないように気をつけてね?」


そう言って子供を連れそそくさと帰って行った母親

「え、これっ」

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