
山岸君と照井君
第25章 応援―――……
「///…宏樹……僕…」
宏樹は、笑ってる――――…
この笑顔が…
僕を…
別の世界に連れ出してくれる…
僕の世界を…広げて…
色付けてくれる――――…
僕は――――…
宏樹を……見つめ……
涙が溢れるのを……我慢する…
「///泣くの?」
「う…うるさい……うるさい」
僕は、壁に…顔を向ける――――…
すると…背中に…
人の気配を感じる………
振り向くと…
宏樹が僕の隣に座り……
そのまま……壁際で―――…
唇を…重ねられる……
「///ぅ……ん…」
僕は…壁と宏樹に挟まれ……
キスを……される…
涙が…唇についていたのか…
ポテトの味か……
少し…塩味がした―――…
「苑心――――――…
俺たちは…これからだ…」
「////……うん」
僕は――――――――…
生まれて初めて…
未来に笑えた―――――…
そして…明太子マヨディップは…
辛くて苦手って事を知った…
