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「宏樹！！…待って！！」


スタスタ廊下を歩く宏樹が…無言で…何か……



怒ってる？



「///…杉浦君…宏樹の様子…変じゃない？」




「別に……焼きもち的な反応なら、妥当じゃないか？」




“焼きもち”？


宏樹…が？何に？



「え？何か…したっけ僕？」




杉浦君は、宏樹の背中を見ながら涼しい顔をする―――…





いやいや！！意味が解らない！！




「やっぱり、図書室で勉強は、無理だな！！ファミレス行くぞ！！」



宏樹は、僕たちの意見を聞かず歩き出す！！




「あっ〜悪い、俺はここまでだ…帰る。

照井、頑張れよ」




杉浦君は、鞄の中身を確認して忘れ物が無いかを調べる



「えっ！！杉浦君！帰っちゃうの？」



え〜〜〜〜〜〜〜〜…何で不機嫌か意味不明なのに…


二人っきり///って……



嬉しいのに…微妙じゃないか！！




「山岸……………じゃぁな」




杉浦君！！

今の間はなんだよ〜〜〜〜〜！！