
山岸君と照井君
第25章 応援―――……
『もしも〜し!!お〜い…苑心?』
「///な…なんだよ、聞こえている…から」
僕は、ふわっと軽くなる気持ちがばれないように…
いつもの様に振る舞う…
「///――…宏樹…な…何?」
僕は、ゆっくり立ち上がり…
やっと玄関から家に入る…
『ん?///今…家にいるか?
ちゃんと、戸締まりしろよ?
寂しいなら…///俺行くよ?』
受話器の向こうにいる宏樹は…
怖いくらい優しくて…
調子が狂う――――――…
「///だ…大丈夫だ!!
戸締まり…し…た?したよ?!」
僕は、宏樹の忠告につい後ろを振り向き、玄関の施錠を確認する!!
『ほんとかよ〜…俺が心配なんだよ〜』
ドキッとして……
キュンっとなる―――――…
