
山岸君と照井君
第22章 勉強会!?―――………
「――――…嘘…だ〜…
だって…こ…“肛門”は、排泄する場所であって…
入れないだろ!!入らないだろ!!無理だろ―――――――――――――――――――――――!!」
白目のまま吠えてる!!怖い!!
だよな、だよな!解る、解るそのリアクション!!
俺も…男女のsexのプレイの中に…“アナルsex”を知ったときの衝撃は……
苑心と…似たリアクションだったから…
ま……中学の…うぶで可愛い頃のリアクションだったがな…
「苑心…落ち着け―――…
“アナルsex”は、男女間でも成り立つプレイのひとつだ…
男同士のsexと考えたら…自然な流れなのかもしれない…」
「えええぇ…ぅぇ〜〜〜〜…」
俺は、アナルsexの存在を苑心に伝えた…
「///…った…のか?」
ん?苑心がうつ向き…ぶつぶつ呟く…
ゴニョゴニョして…聞き取れない…
「ん?何?苑心…聞こえない…」
「///…宏樹は……もう…“アナルsex”…したことあるんだ―――――……
前の彼女?それとも…男?」
な〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!何をいきなり!!
上目遣いで俺を睨む苑心の目が……涙目じゃん!!
つ〜か!!“アナルsex”なんて!話ししか知らないから!!
「いやいや!!やったこと…ね〜し…話ししか知らねぇよ…
つ〜か…男と付き合うの…苑心が初めてなんだから…
他の男と経験済みって事はない!!
俺も…やり方は……実は知らないから……」
見上げる苑心の瞳が…ちょっと明るくなった――――…
や…焼きもち?///…うれしい…かも…
