テキストサイズ

山岸君と照井君

第21章 血の繋がる他人―――…


眼科の受付まで…宏樹に連れていってもらい…


後は…呼ばれるまで…



二人並んで―――――…待合のソファに座る――…





病院独特の香りが―――…


する…




眼科は…外科と違い…


薬品臭くは無いが――――…




僕は――――…この臭いが…






何だか…苦手で…




息苦しくなる…





「―――…苑心…大丈夫か?」



「///大丈夫…だ……」





医者の家計なのに…



消毒臭いがダメ…とか…



笑われそうで…宏樹には言えない…




ストーリーメニュー

TOPTOPへ