
山岸君と照井君
第11章 強敵―――……。
「毎日、毎時間来ているのに!!何故に、パタリと来ない?!
継続していた事が、予告もなしに途絶えると!!
き……気持ちが悪い―――」
「はぁ?気持ちが悪いって…何だよ……」
「僕にもよく解らない!!」
なっ――――!…もぅ…
突っ込むのも…バカバカしい…
「――――じゃぁ…食堂行くか」
いつもの様に…俺は、弁当を掴み…山岸の隣を歩く……
「あっ!今日は、食堂じゃなくてもいいのだが―――…」
よく見ると…何時もは、学食の山岸が…袋を持っている…
「お?珍しい…持参か…?」
すると山岸は、袋のロゴを見ながらいぶかしげな顔をする…
