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嵐しょーせつ。

第69章 甘えてもいいの?


「相葉さん!次移動です!」

あぁー。またかよ。


ひぃー。


嵐の番組収録終えて、次はドラマの撮影。


和「相葉くん?大丈夫?」

ニノ。

ニノはずーっとJr.のころから一緒。


辛いこととかあると、すぐ、気い使ってくれる
優しーいやつ。


雅「うん!大丈夫大丈夫。次、ドラマの撮影だから…」

潤「体に気をつけてな。」

翔「しっかりね。」

雅「うん!ありがと!じゃーね!」

智「頑張って!」


メンバーに見送られ、

俺は、ドラマの撮影へ向かった。


「相葉さん?食事ちゃんととってください。」

うぅ。

雅「……うん。大丈夫だから。」


なんか、最近食欲なくて、


こんなハードな仕事でも、


きちんと食事をとってない。


だから、

どんどん痩せていくのがわかる。


なんとかドラマの撮影が終わり、


家に帰った。


ガチャっ

雅「…ただいまー。」

部屋の向こうから

智「おかえりなさーい!」

雅「ふふっ笑ただいま。」

リーダーが荷物を持って、

俺はリビングに向かった。

和「おっ!おかえり!」

翔「疲れたでしょ?」

雅「うん。」

潤「ご飯は?」

雅「ううん!いらない!現場で食べたから。」


……なーんて……嘘。


俺らはデビュー当時からずーっとシェアハウスして、


毎日、帰ると誰かはいる。


1人になりたかったら、部屋にいるか外へ出るか。


今の俺は部屋でゆっくりしたかった。

雅「じゃ。俺、部屋にいるね。」

俺はそのままリビングを出て、階段のぼって、

パステルカラーの緑のドアを開けて中へ入った。

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