テキストサイズ

きみじゃなきゃだめなの

第1章 きみじゃなきゃだめなの1

ヒースとうちの家まで徒歩15分
ヒースの部屋はウィルの部屋まで徒歩10分

大学も一緒、就職先も、
一人暮らし先までウィルの近くを選んだ彼は
10年以上の努力もあって、ウィルの一番の親友ってポジションになってる。

ノーマルなウィルとどうこうできるなんて思ってないから、
親友として近くで生きることを選んだらしい。

ゲイの執念を甘く見てもらっちゃこまるなってのが
全くジョークに聞こえないんだぞ。

地元に就職したウィルの近くの会社で働いて借りた部屋も近くって
それを全部、
偶然だ、腐れ縁で困るなって言えるヒースはすごい。

けどハッピーエンドから逃げちゃってるなんてよくないよ!

だからわたしは遠慮なんかしないんだ。

わたしの魅力に気づかせてやる!っていつもこっそり宣戦布告してるんだけど
今のところ不戦敗って感じ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ