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きみじゃなきゃだめなの

第1章 きみじゃなきゃだめなの1

「どう?わたしかわいい?」

「髪がちょっと乱れてるかな、
…ん、これでよし、かわいいエミリーだよ」

ヒースはかわいい女の子も好きだけど可愛くなりたいって頑張ってる子や
自分の手で女の子が可愛くなるのも好きなんだ。

頑張ったメイクやファッションに気づいて誉めてくれるのは嬉しい。

じゃあお姫様、頑張っておいで
って髪にキスされてわたしは気合を入れ直す。

高いヒールをはいてもわたしの頬にキスをくれるヒースの背は高くて、
ウィルより4インチは高いヒースは乱れた髪にジーンズだけでもモデル並みにかっこよかった。

部屋はちょっと散らかってるけどインテリアはおしゃれだし
観葉植物も手入れされてる。

彼がわたしの恋人だったらみんな羨ましがるんだろうなって思いながら部屋を出た。

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