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twin★love

第20章 20★すれ違い

「心配しすぎだよ!病院も行ってインフルエンザじゃなかったし、熱ももう下がったから大丈夫!」

「そ、そうか?…じゃあちょっと部屋で仕事してるから、何かあったらすぐ呼んでね。蓮くん、萌を頼むな?」

そう言うと亜貴は部屋を出ていった。

「そういや晴も心配してた。クリスマスは三人で過ごそうぜ。終業式だし。」

「うん!プレゼント喜んでくれるかな~」

仲直りしたってこと、晴と理彩にも伝えないとな。

あ、あと斗真にも。

「…ちょっと眠くなってきちゃった。」

「ここにいるから、寝ていいよ。」

「…んー、…ありがとう…」

そう言うとすやすや眠り始める萌。

蓮はそのすべすべしたほっぺたを撫で、髪の毛を撫でた。

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