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twin★love

第19章 19★嫉妬

確かに理彩のいうとおりだ。

ようやく昼休み、今日は萌と食べる日だ。

「萌!」

蓮は萌の席に一目散。

隣の席からじっとみてる海斗はいったんほっておく。

「屋上行こ。」

「でも蓮ちゃん病み上がりだし、寒いところはやめておいたほうがいいんじゃない?」

「…じゃあこっち!」

蓮は萌の手を引っ張り、誰もつかってない空き教室にやってきた。

「ここ使っていいの?」

「さあ、まあいんじゃね?」

そんなことはどうでもいいのだ。

「萌、こっちきて。」

蓮は萌の両腕をひっぱり自分の膝の中に座らせた。

小さな萌はすっぽり蓮の中に包まれる。

「れ、蓮ちゃん…ここ学校だよ!」

「いいじゃん。はー、やっとこうできた。」

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