テキストサイズ

続・アダルトなHな体験談的小説

第16章 お姉ちゃんの婚約者

「夢じゃない?!」




「えっと…夢じゃなくて…あ、あっちがアヤネ…?」




隣で寝ている姉と私を交互に見直して、益々慌ててました。




「間違えたの?」




「ご、ごめん…暗くてよく分からなかった…本当にごめん…ね、寝るよ…」




そう言うと、私から離れ、クルリと背を向け、すぐさま、寝に入りました。




なんだろう…私は夢ではない事の動揺より、姉への罪悪感より、いきなり背中を向けられた虚無感の方が勝っていました。




しかし、今出ていくわけにも行かず、私も背中を向けて、毛布にくるまったのです。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ