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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

"いるよ"……って、教えようとしたけど、だんだん道が込み合ってきて……


ワタルくんとツインテールのふたりの女子は、あっという間にまた見えなくなった。


「ワタルがいたの?」


「…………あ、うん、……いま前のほう歩いてたんだけど……」


「遅いっ!はやくはやくっ!」


でも、話の途中でヒカルくんに手首を引っ張られて、ワタルくんの話はそれでおしまいに………。







お祭りが行われて神社の鳥居をくぐると、たくさんの出店が並んでた。


夕食の蹟だったけど、匂いにつられて焼きそばやわたあめを頬張っり、ゲームをしていると……


だんだんワタルくんのことも忘れてきた……。


「あ、次は射的やろうぜ!」


金魚すくいを楽しんだあと、ヒカルくん今度は射的屋さんに駆けてった。


「……ったく、ほんとガキなんだから」


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