テキストサイズ

私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

「それに夜って言っても地元だよ?オレが小6くらいのときは夜中に家抜け出して遊んでたし」


「……え!?」


聞いてびっくりだ……


「タケルって元ヤンだったの!?」


「…………違うよ?なんでそうなるの?」


「おーい!二人とも遅いぞ!早く歩けよぉ」


あたしたちの少し前をはしゃぎながら歩いてるヒカルくんが、こっちを振り替える。


それにしても、お祭りだけあって浴衣のコもいる。


あたしも浴衣着たかったなぁ…


浴衣デートとかタケルとしたことないもんなぁ……


ちょっぴり羨ましそうに他の人たちを眺めてると……


人波のなかに、タケルに似てる人を見つけた。


でも、もちろんタケルはあたしの隣にいる。


……あれって……三男のワタルくん……?


ストーリーメニュー

TOPTOPへ