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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………




「ヒカルに気を使うことないのに…」


日が暮れて夜。


あたしとタケルとヒカルくんの3人で、近くの神社のお祭りに向かった。


あたしとタケルの数歩前を、ヒカルくんは鼻歌を歌ながら歩いてる。


「ていうかほんとにヒカルくん可愛いよ?(タケルに似てるし)」


「は?ドコが???(邪魔なだけじゃん)」


タケル、夕食の後もずっと機嫌が直らない…。


「適当にまいちゃおうよ」


「そんなのだめだよ!?夜なのに……!」


「都会じゃあるまいし、置いてたって何もないよ」


まだ小学生の弟に向けていう言葉とは思えない……っ!


「いくらさっき中断されたからってそんな…」


あたしがちょっと呆れると……


「絵里ほんとわかってないなぁ、ヒカルはただオレらを邪魔したいだけなんだよ?」



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