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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

戸が開くぎりぎり直前で、あたしたちはパッと離れた。


そしてあたしは戸口に背を向けてタオルで身体を隠した。


……やっばっ‼!?


ぎりぎり見られてないよねッ!?


「タケッ…………!?あれ?なんで服着てないんだ?」


「露天で倒れたんだよ!それよりお前いきなり入ってくるんじゃないよ?」


タケルはあたしに変わって説明すると、カケルくんの頭をゴツンっと叩いた。


「痛……って!?……何すんだよッ!?父ちゃんがメシだから呼んで来いって……‼」


頭を叩かれたカケルくん、 恨めしそうにタケルを見上げる。


「ノックくらいしろって!」


邪魔されたちゃったからメチャ不機嫌……。


「な、なんだよ~!?いきなり入ったらマズイことでもあるのかよぉ~!?」


怒られたカケルくん、唇を尖らせていじけてる……。


あたしは…………何も言えない……っ///



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