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私の彼は****が好き

第17章 タケルの家で…………

白い濁り湯につかって、青空を見上げる……


スッゴク気持ちいい……


ぼーっとしてると、ゆったりしたときが流れてく……


あー幸せ、ずっとこうしてたい……っ


そう思った。


でも、ひとりで温泉につかってると、なんとなく人の気配と話し声を感じた。


…………ン?


『…………っ……から、……いいじゃん……?』


『……でもぉ……ったら……』


…………ンン?
話し声??


しかも一人は男の子の声みたい。


あたしは湯気のけむる周囲をきょろきょろした。


すると、離れたところにゆらっと動く、二つの人影に気づく……。


あたしの他にも誰かいたんだ……!


…………でもォ、男の子の声だったよね……!?



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