テキストサイズ

私の彼は****が好き

第16章 えっちサークルで…………

そして固辞する間もなく、腕を中に引っ張られて。


ドアがガシャリっと閉まった。


優しいけど有無を言わせない力だ。


「……あ、あのォ」


外界と閉ざされて焦るあたし……。


「せっかくだから休んでったら?見てるだけでもいーし」


「……でも!」


「何飲む?なんでも揃ってるよ」


「…………あ、じゃ、ジンジャーエールを……」


「ハイハイ、ジンジャね♪」


管理人さんはニカッと笑ってキッチンに向かった。


ってジンジャーエールなんか飲んでる場合じゃなーい!!!


……ど、どうしよ……っ。


「固まってないで入りなよ?そんな怖いところじゃないから。慣れるとけっこう楽しいよ?」


ジンジャーエールのコップを渡しながら、管理人さんはリビングを開けた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ