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The man suitable for me

第4章 声

パーテーションのような、扉をスライドさせると、その部屋には、真っ赤な拘束台があった。

今日、このホテルへ来たのは、これが目的だった。

いつかしてみたいと、言っていたのを、カレは覚えていてくれた。

拘束台は、思っていたよりも、つやつやで、光っていた。

さっき、達したばかりなのに、また、ドキドキして、体が熱くなる。

カレに促されて、台の上にのる。

カレが私の手を台に繋ぎ、続いて足も台に固定した。

身動きが取れなくなった私に、アイマスクをつける。

そして、私の側から、離れていった。

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