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The man suitable for me

第2章 初体験

ただ、とても熱く感じた。

ものとは違って、人の体って、こんなに熱く、感じるものなんだ。

熱さと苦しさが、私を支配していた。

自分で、練習していた時のように、気持ちいいという感じには、ならなかった。

余計な力が入らないように、息を吐きながら耐える。

彼がさらに、奥へと入ってきた。

その時だった。

突然、苦しいという感覚が消えて、不思議なことに、ふわふわとした感覚に包まれた。

それは、自分でしていた時に、似ている感覚だった。

もどかしい感覚。

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