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The man suitable for me

第2章 初体験

どこかが、くすぐったいような気がして、不思議に気持ちいい。

しばらく、その感覚が続くと、我慢できないものが、込み上げてきて、ひっそりと達した。

余韻に浸る間もなく、慌てて鍵をかけると、彼に報告のメールを送った。

『そんなところで、逝ってしまうなんて、変態ですね。』

自分が恥ずかしくて、情けなくて、それでも、どうにもならなくて、涙がこぼれた。

苦しい。

辛い。

でも、彼に嫌われたくない。

だから、そうするしかないのだ。

私に選択の余地はないのだから。

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