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The man suitable for me

第1章 逢瀬

彼から私に向かって、激しく噴き出している。

私はその感覚を、じっくりと味わうように、彼を離さない。

彼の血管の中を通り抜ける、血の流れを感じるほどに、深く、激しく噴き出している。

彼の全てを、受け止めることができて、私はとても幸せだった。

彼から降りるように言われる。

そして、彼のそれを、きれいにするように、言われた。

彼から私の匂いがする。

一度逝ったのに、それは柔らかくなることも、ほとんどなく、まだ硬く屹立している。

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