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The man suitable for me

第1章 逢瀬

部屋の中に入り、扉が閉まると、彼が入り口の方を向いた。

私は持っていたバッグや荷物を、その場に置いた。

そして、扉に手をついて、コートをまくる。

そして、入れてもらえるように、足を開く。

何も言われていないのに、自らそうしていることが、とても恥ずかしい。

恥ずかしいと、思えば思うほど、私は感じてしまう。

彼がそのまま入ってくる。

私はそれまでに、彼の指示でしていたことで、十分に潤っていたので、何の抵抗もなく、すんなりと、彼を受け入れることができた。

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