
S⇔M
第1章 出会い
「愛華女王様~♪3番テーブルお願いね!」
SMバーで働く女性は、殆どが女王様かM子としてそれぞれの役をつとめており
愛華は女王様としてこの店に在籍していた。
ママのお呼びがかかった愛華は
それまでついていたテーブルの椅子に
「またね♪」
と声をかけて立ち上がる。
背後で肌色の椅子がのそっと動いた。
「ヒロくん、紹介するわね。愛華女王様よ。
まだ若いけど結構なプレイヤーだから!」
プレイヤーとは、実際にSMプレイ経験が豊富な女王様に用いられる言葉。
ヒロくんと呼ばれた男性が軽く会釈する。
ウェーブのかかった髪と、ラフなジーンズ姿。
30代くらいだろうか。
「はじめまして。愛華です。」
愛華はにっこりと笑って席についた。
「ヒロくんはこの店のオープン当初からちょくちょく来てくれる筋金入りのマゾだから。可愛がってあげてね♪」
そういってママはテーブルを離れていった。
SMバーで働く女性は、殆どが女王様かM子としてそれぞれの役をつとめており
愛華は女王様としてこの店に在籍していた。
ママのお呼びがかかった愛華は
それまでついていたテーブルの椅子に
「またね♪」
と声をかけて立ち上がる。
背後で肌色の椅子がのそっと動いた。
「ヒロくん、紹介するわね。愛華女王様よ。
まだ若いけど結構なプレイヤーだから!」
プレイヤーとは、実際にSMプレイ経験が豊富な女王様に用いられる言葉。
ヒロくんと呼ばれた男性が軽く会釈する。
ウェーブのかかった髪と、ラフなジーンズ姿。
30代くらいだろうか。
「はじめまして。愛華です。」
愛華はにっこりと笑って席についた。
「ヒロくんはこの店のオープン当初からちょくちょく来てくれる筋金入りのマゾだから。可愛がってあげてね♪」
そういってママはテーブルを離れていった。
