テキストサイズ

恋と一緒に想うまで…

第11章 悪女の望み

雅紀「ん…?」

目を開けると和は起きていた。

雅紀「和?」

俺の声に気がついたのかこちらを向いた。

和也「雅紀、体は大丈夫か?」

雅紀「うん…なんとか…」

和…なんか寂しそう…

雅紀「どうかしたの?」

和也「ううん。なんでもない。」

俺が和を一人にしちゃったからかな…

雅紀「和、ごめんね。一人にしちゃって…俺だけ気持ちよくなっちゃって…」

和也「それはいいんだよ。雅紀が幸せならいいんだから。」

雅紀「ギュッってして。和。」

和は言う通りに抱きしめてくれた。

雅紀「落ち着く…」

和にこうして触れてると落ち着くんだ…

雅紀「今度俺も…和に気持ちよくなってもらえるように努力するから…」

和也「期待してる…」

雅紀「うん…」

俺たちは抱き合ったままひと眠りした…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ