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恋と一緒に想うまで…

第11章 悪女の望み

雅紀sid

雅紀「うぅ…」

俺はゆっくり目を開け周りを見ると自分の部屋にいることが分かった。

布団の下を見るとちゃんと着替えられているしおでこには冷たいタオルがあった。

気を失っちゃったから何が起きたの分からない…

もしかしてあのままやられちゃったのかな…?

すると、

ガチャ!

和也「あっ、よかった。気がついた。」

雅紀「か…ず?」

和はベッドに座った。

雅紀「和が助けてくれたの?」

和也「うん。大変なことになってたからとりあえず家に運んだ。大丈夫、ちゃんと早退届けだしたから。」

雅紀「ありがとう…何があったか覚えてないから…」

和也「雅紀、起きたばっかりで聞くのは嫌かもしれないけど、空き教室にいた女誰?」

雅紀「えっと…前に告白された人…」

和の顔が少しばかり怖く感じた…

和也「どうして空き教室にいたの?」

ギュッと手を握られ目を見つめられた。

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