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隣の家の子犬さん

第2章 過ぎていった恋…

俺はアパートに着き階段を登り自分の家に入る。

すると、

ガチャ!

二宮君が部屋から出てきた。

雅紀「あっ…えっと…おはよう…」

俺はとりあえず挨拶をする。

二宮君は俺を見る…

和也「朝帰りですか?」

なんか…怒ってる…?

雅紀「えっと…まあそんなところ…」

すると二宮君は、

和也「翔…さんですか?」

雅紀「えっ…」

どうして…知ってるの…

雅紀「なんで…」

和也「名前呼んでたから。恋人なんでしょ?その人。」

雅紀「恋人…でもない…」

和也「じゃあなに?遊ばれてるの?」

雅紀「…‼︎」

ズキン…

心が痛い…

確かにああ言ってたけど…

もしかしたら…

でも…

雅紀「言わないで…そんなこと言わないで…‼︎」

俺の目からは涙が流れた。

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