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隣の家の子犬さん

第13章 秘密と誓い

家に帰ってきてソファーに倒れる。

忘れてた訳じゃないんだ…

秘密にしてたけど、

俺の家はそこそこ金持ちの家だ…

父さんは会社の社長。

母さんは父さんの秘書として働く人。

父さんが社長になり会社は成功していきいつの間にか金持ちの家柄になってしまった。

本当は父さんに25歳の時に結婚の約束をさせられてたけど、翔と付き合っていたから父さんにお願いして2年間延ばしてもらった。

だけど今は、

二宮君という大切な人がいる…

ずっと一緒にいるって約束した…

離れたくない…

この人だけは…

俺は覚悟を決め、次の休みに家に帰ることにした。

二宮君には内緒で…

結婚しないで二宮君と一緒にいたい…

どんなに悪く言われようが…

俺の気持ちは変わらない…

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