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隣の家の子犬さん

第10章 待っている恋人

しばらく落ち着いて。

和也「本当に大丈夫?雅紀?」

雅紀「うん…ごめんね…」

隣に座る二宮君は心配をしてるみたいだ。

和也「雅紀、俺なんかした?」

雅紀「えっ、なん…で…?」

和也「だってさっき…」

雅紀「い…言わないでください…!」

またさっきみたいなことになるよ…

雅紀「あの…」

和也「ん?」

二宮君は可愛く首をかしげた。

雅紀「しょ…正直ね…」

和也「うん…?」

雅紀「和に…やられると…」

和也「うん…」

雅紀「こ…興奮して…!さっきみたいに…なっちゃって…!」

あぁ…正直に言ってしまった…

これはまさに引かれるパターンだ…

今まで交際していた人に言ったら直ぐ振られたから…

二宮君を見ると不思議そうな顔をして見ていた…

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