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隣の家の子犬さん

第10章 待っている恋人

雅紀「じゃあ、俺もそろそろ帰るね?」

翔「あっ、待って。送っていくよ。」

雅紀「智さんひとりになっちゃうよ?」

翔「寝てるから大丈夫だよ。智は寝たら中々おきないから。行こ?」

俺は翔に家まで送ってもらった。

雅紀「ありがとうね。」

翔「ん?雅紀。」

翔は俺の髪を軽く掻き上げた。

翔「ピアス…してるんだ…」

雅紀「あっ…うん…」

二宮君とお揃いのピアス…

翔「上手くいっているみたいでよかったよ。また今度ゆっくり聞かせてね?」

雅紀「うん、じゃあまたね。」

俺は家の中に入った。

そのままソファーに横になる。

すると、

ピロリン!ピロリン!

携帯が鳴り見ると二宮君からだった。

雅紀「あっ、もしもし?」

和也「雅紀、暇だったから電話した。」

二宮君の声を聞くと安心するな…

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