
蜜の誘い
第15章 亜美と由香里
……
2か月前…
「由香里さんのことが好きです…」
英会話のレッスンを終えたあの日…
亜美ちゃんに告白された。
嬉しかった…
正直、驚くより先に感じた気持ちでした。
でも、私にも経験がある。
憧れの感情を恋愛感情だと思ってしまう、大人になる前の不安定な淡い感覚。
嬉しいが、諭すのも大人の役目だ。
ゆっくりと言葉を選ぶように伝えようとしました。
「亜美ちゃ……んむっ…⁉︎」
それは突然でした…
亜美ちゃんに唇を奪われていました。
5秒?…いや、10秒?
隣に座っていた私に、亜美ちゃんが身をのり出すようにして唇を奪われていました。
「…由香里さん…好き……大好き…」
亜美ちゃんの舌が優しく私の唇を割って入ってきていました。
今でもあのキスは忘れません。
私を女同士の世界へ導いた甘いキス……
拒むのも忘れ、亜美ちゃんの舌に合わせるように私も自然と舌を絡ませていました。
波長?というか相性とでも言うのでしょうか…
夫とはほぼセックスレスだったから久しぶりのキスだった事は否めませんが、気づけば自分から亜美ちゃんの唇と舌を求めていました。
自分でも驚くほど、キスだけで感じていました。
いけない…
もうやめなければ…
そう思いながらも英会話のレッスンの度に私達は恋人同士のように唇を交えるようになっていました。
そして1か月後…
ついに私達は一線を超えてしまいました。
戸惑いは最初だけでした…
男女のセックスのように"繋がる"という行為こそありませんでしたが、女同士で愛し合ってしまいました。
……
2か月前…
「由香里さんのことが好きです…」
英会話のレッスンを終えたあの日…
亜美ちゃんに告白された。
嬉しかった…
正直、驚くより先に感じた気持ちでした。
でも、私にも経験がある。
憧れの感情を恋愛感情だと思ってしまう、大人になる前の不安定な淡い感覚。
嬉しいが、諭すのも大人の役目だ。
ゆっくりと言葉を選ぶように伝えようとしました。
「亜美ちゃ……んむっ…⁉︎」
それは突然でした…
亜美ちゃんに唇を奪われていました。
5秒?…いや、10秒?
隣に座っていた私に、亜美ちゃんが身をのり出すようにして唇を奪われていました。
「…由香里さん…好き……大好き…」
亜美ちゃんの舌が優しく私の唇を割って入ってきていました。
今でもあのキスは忘れません。
私を女同士の世界へ導いた甘いキス……
拒むのも忘れ、亜美ちゃんの舌に合わせるように私も自然と舌を絡ませていました。
波長?というか相性とでも言うのでしょうか…
夫とはほぼセックスレスだったから久しぶりのキスだった事は否めませんが、気づけば自分から亜美ちゃんの唇と舌を求めていました。
自分でも驚くほど、キスだけで感じていました。
いけない…
もうやめなければ…
そう思いながらも英会話のレッスンの度に私達は恋人同士のように唇を交えるようになっていました。
そして1か月後…
ついに私達は一線を超えてしまいました。
戸惑いは最初だけでした…
男女のセックスのように"繋がる"という行為こそありませんでしたが、女同士で愛し合ってしまいました。
……
