
A heart and wound
第1章 想い
和也Side
翔「おはよう、遅くなった⁈」
翔さんが楽屋に勢い良く飛び込んできた。
智「…おはよぉー、翔ちゃん。まだ大丈夫だよ?」
翔「よ、よかった。」
安堵している翔さんの後ろからのんびりと相葉さんが入ってくる。
ずきんっ。
胸が痛んだ。
…2人、一緒に来たってことは、昨日から一緒にいたの、かな…?
雅「おはよー!!」
和「…相葉さん、あなた焦らなすぎ。」
雅「え?まずかった?」
智「遅刻じゃないから、大丈夫だよぉ〜」
翔「智くん、甘やかさないでいいから!」
和「…はーい、いちゃいちゃしないでくださーい。」
からかうふりをした本音。…気づいて欲しい、でも気づかないで欲しい。なんて矛盾した気持ちなんだろう。
翔「なっ、ばっ…どこが⁈…て、てか松潤は⁇」
和「…まぁ、いいですけどね。潤くんなら、さっき出て行きましたよ。トイレとかかな⁇」
翔「あ、そーなんだ…ありがとう。」
そう言って、翔さんは、少し難しそうな顔をした。
…やっぱり、気になっちゃうのかな?潤くんのことは…
雅「翔ちゃーん、ちょっと来てー‼︎」
いつの間にか楽屋の奥まで移動していた相葉さんが翔さんを呼ぶ。
翔「なんだよ…」
そう言いながらも、嬉しそうに相葉さんの元まで向かう翔さん。
ずきんっ、ずきんっ。
…なんとも思ってないフリなんて、もう慣れたはずだ。
大丈夫。
…俺はもう一度深くソファに腰掛け、目を瞑った。
相葉さんと付き合い始めた次の日、俺は翔さんから報告を受けた。
その日、俺は食事に誘われて、翔さんの車の中に乗り込んだ。
翔『…あ、のさ、実は俺…雅紀と付き合うことになったんだ。』
車を発進させてすぐ、そう、伝えられた…
和『…そ、なんですか。…でも、あの潤くんは…』
翔さんは、ずっと潤くんのことが好きだった。
だから、その報告に俺は戸惑ってた。
翔「おはよう、遅くなった⁈」
翔さんが楽屋に勢い良く飛び込んできた。
智「…おはよぉー、翔ちゃん。まだ大丈夫だよ?」
翔「よ、よかった。」
安堵している翔さんの後ろからのんびりと相葉さんが入ってくる。
ずきんっ。
胸が痛んだ。
…2人、一緒に来たってことは、昨日から一緒にいたの、かな…?
雅「おはよー!!」
和「…相葉さん、あなた焦らなすぎ。」
雅「え?まずかった?」
智「遅刻じゃないから、大丈夫だよぉ〜」
翔「智くん、甘やかさないでいいから!」
和「…はーい、いちゃいちゃしないでくださーい。」
からかうふりをした本音。…気づいて欲しい、でも気づかないで欲しい。なんて矛盾した気持ちなんだろう。
翔「なっ、ばっ…どこが⁈…て、てか松潤は⁇」
和「…まぁ、いいですけどね。潤くんなら、さっき出て行きましたよ。トイレとかかな⁇」
翔「あ、そーなんだ…ありがとう。」
そう言って、翔さんは、少し難しそうな顔をした。
…やっぱり、気になっちゃうのかな?潤くんのことは…
雅「翔ちゃーん、ちょっと来てー‼︎」
いつの間にか楽屋の奥まで移動していた相葉さんが翔さんを呼ぶ。
翔「なんだよ…」
そう言いながらも、嬉しそうに相葉さんの元まで向かう翔さん。
ずきんっ、ずきんっ。
…なんとも思ってないフリなんて、もう慣れたはずだ。
大丈夫。
…俺はもう一度深くソファに腰掛け、目を瞑った。
相葉さんと付き合い始めた次の日、俺は翔さんから報告を受けた。
その日、俺は食事に誘われて、翔さんの車の中に乗り込んだ。
翔『…あ、のさ、実は俺…雅紀と付き合うことになったんだ。』
車を発進させてすぐ、そう、伝えられた…
和『…そ、なんですか。…でも、あの潤くんは…』
翔さんは、ずっと潤くんのことが好きだった。
だから、その報告に俺は戸惑ってた。
