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モデルと美男子

第4章 過去

俺は昔、男を好きになった事がある
とても心優しくて、綺麗で、皆から好かれている美しいひとだった。
こんな俺にも、優しく接してくれて、冷たくしても優しくて、いつの間にか好きになっていた。
本当に、大好きだったんだ。
でもある日…事件がおこったんだ。

…………

「悠里…明日、空いてる?」

「優斗先輩!?何でここに…!」

「ちょっと用事があってね。それで、空いてるかな?」

「えっと…、空いてます。」

「りょーかい。じゃあ、明日…出かけようか。」

「本当ですか!?」

「うん、最近お互い忙しかったしね。明日は、お祝いしないといけないし。」

「えっ?何のお祝い…?」
クスッ
「そっか、悠里そーゆうの覚えてないもんね。」

「何かあるんですか?」

「俺たちが、付き合って2年目のお祝いだよ」

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