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男子寮

第8章 日向×椿 転校生




「寂しかったなんて…
知らなかった。」


俺たちは、ベッドに向かい合うように座る。


「言ってないからね」


どうしても冷たくなってしまう。

「殴ってごめん。」
「いいよ…」
「頼むから…、怒らないで」
「怒ってないから」


って…。
俺マジ性格悪いな。





そんなことを考えていたら、
ふわりと包まれた。


「許してよ…」



いつも強気な日向に甘えられると、許してしまう。


「わかったから…」




「酒飲んだだろ?」














ヤバッ…。






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