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曖昧☆Bboys

第58章 バレンタインの夜

それから店はなんだかんだと忙しくなり美咲の話は途切れたまま亜紀さん達は帰り、閉店の時間になった。


カウンターの隅にはあまり機嫌のよろしくないカエだけが残っていた。


「どうする?この後」


一応俺の中では誘ったつもりだった。


「帰る。お会計して」


そうきたか。


「分かった」


俺は引き止めず、料金の紙を見せた。


カエは財布から金を出し、テーブルにキッカリの料金を出した。


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