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曖昧☆Bboys

第18章 信用、安心

チンと音が鳴ると、美咲ちゃんは熱そうに持ちあげ二つに割った。


「はい...」


千切った片割れの肉まんを俺に差し出しす。


「いいよ、美咲ちゃん全部食べな」


「半分こにしようよ」


そう言って差し出した肉まんをひっこめないからもらって口に咥えた。


美咲ちゃんは肉まんを両手で握りながら嬉しそうに食べている。


こりゃ、ファンの子の差し入れとは言えないな...


俺は黙って金を数えた。


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