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曖昧☆Bboys

第11章 朝方の情事

霧人の喉元から私の吹いた液体が胸へと伝い流れ落ちるのを見ながら、厭らしい自分の味に欲望の炎は更に増す。


心とは裏腹にどうしようもなく私の空洞は欲してきた。


霧人の目も同じ欲望で満ちていた。


霧人は私を洗面台から降ろし、再び鏡の方を向かせた。


「もう、限界」


ガシッと腰を掴み引いてきたから、私は洗面台に手を付き腰を突き出してしまう。


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