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檻の中の女

第4章 新入り





「ねぇ…今日新しい子が来たみたいよ。」


どこからかヒソヒソと聞こえてくる。


基本的に、就寝時間と躾の時間以外は、
お互いのブースに行きあうことができる。




「へぇ…ここに来るなんて珍しいわね。
カスタムガールじゃないんでしょ?」


「うん。こんなとこに売られてくる子で
処女の子は珍しいもんね。」


「その子、いくつなの?」


「16歳って聞いたわ。
借金のカタにされたみたいよ。」


「そう…。気の毒ね。」




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