お前は俺のxxx
第109章 好き…
碧は玄関のドアを開けると
私を家の中へ招いてくれる。
そしてリビングから出て来た綺麗な人。
『母さん。ただいま。』
『碧?どうしたの?まだ学校..
まぁ!こちらの可愛いお嬢さんは?』
碧のお母さんは私を見ると
パァっと表情が明るくなった。
「あ‼︎突然お邪魔してすみません。
私、藤川 結愛と言います。碧先輩にはいつもお世話になっています。」
私は慌てて挨拶をすると、
碧のお母さんに深々と頭を下げた。
『あら、そうなのね〜!
結愛ちゃんどうぞ上がって?』
碧のお母さんはニコっと笑うと、
来客用のスリッパを出してくれた。
「あ..すみません。お邪魔します。」
私はローファーを脱ぐと
靴を揃えて端へ寄せた。
そして出してもらったスリッパを履くと、碧のお母さんに手を引かれてリビングへ通された。
(え?え?ちょっと?碧⁉︎)
碧はその様子を見て、
クスクスっと笑っている。
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