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双子姉妹・恋と愛

第1章 相性

そして、ブティックの定休日がくる。そうダブリデートの日でもある。


恋は、青山通りの交差点で會澤隼人と待ち合わせ。
會澤はフェラーリ(赤)で迎えに来た。
恋は助手席に座ると、

「恋ちゃん、何処へ行こうか?」

「會澤さんにおまかせします。」

「そうだな、海を見に行きますか、」


恋を載せた會澤のフェラーリは、湘南へと走って行く。


一方、愛は原宿駅で雄大広太と待ち合わせ。

二人は、約束どおりの時間に会う。


「さて、恋ちゃん、何処へ行こうか?」


「えっ!決めてないんですか?」


「いや、決めてあるんだけど、恋ちゃんの行きたいところがベストかなってね。」


「意外と優しいんですね。」


「あはは、意外は参ったな、」(笑)


「ごめんなさい。わたし失礼なこと言いました?」


「いや、大丈夫だから、で…何処にする。」


「そうね、わたしの買い物に付き合ってください。雄大さん、」




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