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顧みすれば

第34章 新たな扉

話をしていると見た目とは全く違う


とても聡明な女性だと驚かされた。



きっとロイド王子



いえロイド王の頼もしい相談相手となり



ともにアラブを作り上げてくれるだろう。




「ところで明日また来てもらえないか?」



ロイド王子が私たちを見る



「俺たちは構わないが


 ロイドは忙しいんじゃないか?」



「どうしても見てもらいたいものがある」



「ああ、あれか」



ロイド王子と直哉さんが頷く



「わかった また明日来るよ」



「ありがとう。迎えを出すよ」



私たちはロイド王子の邸を後にした。


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