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顧みすれば

第30章 決意

私はアミを愛してくれた


ロイド王子の未来に少しでも役立ちたかった


ロイド王子の愛に応えられない代わりに...



「わかった。

 それが君の願いであるなら


 プロジェクトを進めよう」


「ありがとうございます」


私は深く頭を下げた。


「ところで今後の予定だが

 いまの部署でいいのか?」


社長が話題を変えた。


「すみません 

 退職させて頂きたいと思っております」




「辞めるのか?」


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