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「俺は、男だ!クソ野郎」

第2章 ふ、ふざけんな!








「まっ、とにかく時間ねぇから行くぞ」



「それより離せ」




大悟は、まだ俺の襟を掴んでいて

そのまま足を進めようとしてやがる。




「あ、わりぃわりぃ」


パッと離す。




今、気づいたのかよ…

いちいち腹立つ奴だ、この野郎。





謝っているけど、全く反省しているようには見えない。







これからどうなるんだよ…

俺の高校生活。




淡い期待は、もう遥か空の向こう。









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