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好きになっちゃだめッ!!

第4章 あんたなんか…

「と、とにかくこの事にはあんまり深く関わったあかんな!!!!」

『そうだね…なんか…ややこしそうだし』

あれ、私の前に急に影が…

「お前ら」


「『ひぎゃあああ!!』」


朱里と一緒に転がるように後ずさる。



やばい!!聞かれた!?


バッと前を見ると、ひきつった顔のタキシード男が立っていた。


良かったぁ…セナ様じゃない!!



ほっとしたのも束の間


「お前ら…ホッとするのは勝手だが…」



ツカツカと歩み寄ってくる。


「今、お前たちがやること分かっているんだろうな?」



「『す、すみまてん…………。』」


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