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好きになっちゃだめッ!!

第9章 黒い影

『ここ、かな…?』


楽しそうに子供達が遊んでいる。

見かけは幼稚園のように見えた。

ど、どうしよう…。
入っていいのか聞きたいけど…。

「どなたですか」


あわあわとしていると、小学六年生ぐらいの子が不審そうに見上げていた。


『あ、あの…先生とかいるかな?』


「……呼んできます」


スーと行ってしまった。


しばらくすると。


「すいません〜お待たせしました」


と、若い女の人が駆けてきた。


「どうぞ、中にお入りください〜」


そう言うと、門をキィ…と開けてくれた。





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