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高校生の恋愛事情(仮)

第11章 木村颯太がバスケを始めた理由

親にも心配かけたし、大変な思いをさせてた。
だから俺は高校に入ったら一人暮らしをするって決めてた。
たまたまネットで学校を探してたらここがでてきたんだ。
バスケもそこそこ強いし、全寮制だし俺にちょうどいいと思った

親にも先生にも言わないでここを受けた。もちろん余裕で合格

それでここにきてまたバスケをはじめたんだ
だけど、性格は戻らなくて、部屋が一緒の葵と祐樹とはすぐに打ち解けたんだけど、クラスには打ち解けられなくて…
でも、それがこのクラスではよかったみたいで友達はできた。バスケも楽しかった。でも、和奏に会えないって言うさみしさ、不安さがずっと残ってたんだ

転校生がこの部屋にくるって言われたときは本当に嫌だった。
おれの唯一の落ち着ける空間が壊されると思って…

でも、そんなことはなくて、転校生には俺がずっと会いたかった君がきたんだ

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